鯛の骨が腸に刺さって穿孔してました。。。とかたまに聞きますが、今回は小腸内に浮遊している魚の骨と思われる画像になります。違うかもですがw
ご年配の痩せ気味の女性で、十数年前に左腹部の手術を経験されてる方です。
今回は左腹部に違和感があり、術後の癒着ではないか??とご本人談。
「特に異常は見られないので確認してください。」と呼ばれエコー室へ。。
動画です⇩
他の部位の小腸は拡張なく通常のエコー像だったのですが、左側腹部のみ小腸は拡張し、内部に約2㎝ほどの線状構造物が。。。
「最近、骨付きのお魚を食べたりしましたか??」
と尋ねると
手の親指と人差し指を広げ、
「これくらいの小魚のから揚げを丸ごと食べました。」
と教えてくださいました。
「💦💦💦💦💦」
たぶん、小魚の背骨の所でしょうかね??中骨だともっと細く尖っているので刺さりやすそうですが。。。
(中骨は背骨から背鰭側に何本も生えてる骨の事です。)
でも小魚なので中骨は弱そう。。。鯛だと中骨が危険そうですね(((((; • ̀д•́))))カタカタカタカタカタ
刺さってなくてよかったです。
石を食べた人が回盲部で詰ってたのは見たことがありますが、皆さんも日々の検査で色んな異物に出会ってると思います。外国だと魚の骨よりも、つまようじや鶏の骨などの率が高いそうです💦
認知症・加齢・入れ歯・飲酒など口腔内の知覚が鈍感になってる方は、お魚を食べるときに注意してください。あと早食いの方も。。。
胃の摘出をされている方は、胃酸による消化が期待できないのでよく噛んで食べないとですね。
魚の骨による穿孔は重症化することが多いと聞きますが、横行結腸やS状結腸は後腹膜に固定されてない為、蠕動運動が大きく便によって固定化された骨が突き刺さりやすくなるそうです。
何でも食べる時は注意しましょう♡*˙︶˙*)ノ
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