桜が満開です🌸ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♡♡
こちらの記事を書き終わるくらいには散ってそうですが💦笑
今年は去年よりも花見客が多く、近くの公園は花見のための車で駐車場が満車でした。
出店もあって賑わってたようです。私は行けてませんが。。。(:3_ヽ)_
今回は虫垂のエコー画像です。
膿貯留は見られますが、周囲の炎症所見は乏しく糞石も確認できません。
腸間膜リンパ節腫大あり。腹水貯留なし。
右下腹部痛で検査依頼が来た時に、虫垂に腫大がないか、結腸に憩室炎がないか、女性であれば婦人科に異常がないか、は確認しておきたいですよね。
回腸末端との見え方の違いを認識して、右下腹部痛での検査時に腫大のない虫垂を同定し虫垂口~先端まで確認できたら虫垂炎の否定ができそうです。
エコー検査で虫垂壁は5層構造として描出されると言われています。
検査中に何層あるとかはあまり気にしたことはないですが。。。( ˙-˙ )
虫垂を同定する時に、右側腹部横断走査から上行結腸のガスを同定し、プローブを下腹部に移動させ回盲部を同定する方法と🍀
右下腹部、腸腰筋と総腸骨動静脈の横断走査から上にプローブを動かして回盲部を同定する方法などがあると思います🍀
私は右下腹部からスタートする派です笑
⇩動画では右下腹部から腸腰筋、右総腸骨動静脈を描出して虫垂、盲腸、回腸末端~回盲弁(バウヒン弁)を描出しています。
すぐに腫大した虫垂が描出されています。
⇩回腸の静止画です。腫大してない虫垂を探してる時に、紛らわしい見え方をしてきますw。内腔がうねうねしている感じです。回盲部に炎症があればバウヒン弁も浮腫が見られるため盲腸との連続形態から同定しやすくなります。
蠕動運動が見られない時は間違えないように注意です。
⇩虫垂です(蠕動は見られない)。虫垂根部~盲端側(先端部)まで確認します。
先端だけ腫大したり穿孔したり膿貯留が見られる場合もあるので全長を観察します。
高周波プローブを使って観察できると、細かいところまで見えるため判断がしやすくなります。とってもとってもふくよかな人の場合は諦めてCTにお任せですが、小児や痩せた人などはエコー検査で頑張って確認していきたいです(ง •̀_•́)งガンバル
消化管エコーが詳しく掲載されてますので、施設に一冊はあると便利な本です⇩
⇩ 穿孔した虫垂です。わかりにくいですが。。。
高齢の方です。膿貯留が見られます。