こんにちは🍀🍀今回は腹部エコーになります🍀🍀
エコーしてて邪魔になるのが腹腔内のガスですよね。
邪魔になってばかりではなく、疾患のヒントとしても役に立つ事が多いです。
今回はこちらの画像になります⇩
エコー経験が少しだけある人に見てもらうと、胆嚢が気になるようで。もう少し経験がある人はチラッと見える肝嚢胞も指摘することができました。
気が付いてほしいのは肝表面にでてくるfree airです。
腹腔内遊離ガスを認める際の85~95%は外科的な処置が必要と言われているそうです。
free air、できれば見逃したくないですね。
肝表面からはじまる多重反射でfree airの存在がわかります。
空気なので立位では横隔膜下へ、仰臥位では肝の表面に見られます。腹部エコーは仰臥位で行うことが多いので、肝表面の多重反射として出会う機会が多いかもですね。
腹腔内遊離ガス(free air)の原因
消化管穿孔によるもの
腸管気腫症
気胸や縦隔気腫などの胸腔疾患
空気嚥下症(呑気症:どんきしょう)
医原性
その他。。。
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