らぴゅたった

解像度が低いエコー機械でも…

腹部エコー。総胆管結石。胆管拡張。胆のう炎。

腹部エコーには『腹痛』での検査依頼がよくあります。私の施設では6割ほどは腸管に原因がある気がします。で、その他はこっち系…🍀🍀🍀

今日は総胆管結石の動画になります。

ここは少し解剖の勉強しておかないとです。

肝臓から左右の肝管~総肝管。胆嚢、総胆管を通って十二指腸へ流入します。

(ザックリw)

肝臓からは一日約1リットルの胆汁が分泌されると言われています。肝内胆管を通り徐々に合流して太くなっていき肝臓を出ると左右の肝管となります。左右が合流して1本になり肝外胆管となり膵管と合流して十二指腸へ開口します。

肝外胆管の途中に胆嚢からの胆嚢管が合流し、これより肝側を総肝管、十二指腸側を総胆管と言います。

 

解剖の勉強をしていても 私は実際エコーの画面でどの部分を描出しているのかイマイチ把握できませんw(っ ´-` c)マー

エコー画像を頭の中で3Dにできる人すごいですよね。こっちが上だからこっちは。。。どこ?みたいな状態になります。笑

 

総胆管結石の症状といえば腹痛があると思いますが、

ご高齢のかたとかで、特に痛みを感じていない人もたまにきます。

 

そして黄疸の有無。

 

エコーの依頼に『黄疸』と記載されていればわかりますが、記載がないときにはエコー室が暗いのでよくわかりません。『患者さんの呼び込みのときから検査は始まっている!!』と聞きますが、まさに呼び込み時での明るい場所で確認できたらいいですね。

眼鏡かけてたり肌がこんがりの人とかわかりにくいですがwww

 

 

肝胆道系は話し出したらきりがないので、今日は閉塞性黄疸について触れてからの動画にします。

通常、肝内胆管は非常に細いためエコーでは描出が難しいです。なので肝内の胆管が見えたら拡張していると考えて原因を探索します。

胆管閉塞などにより胆管内の圧が上昇すると肝内胆管が拡張します。

 

肝臓では、胆管・動脈・門脈が被膜に包まれ一緒に走行しています。門脈は比較的太いのでエコーでも確認できます。

門脈と一緒に走行する管が描出されれば、肝内胆管の拡張を考えて検査し、拡張していれば閉塞性黄疸を考えます。

 

閉塞性黄疸の原因として、胆管結石・一部の胆嚢結石・腫瘤形成膵炎・良性の胆道狭窄・胆管腫瘍・胆管癌・膵頭部癌・十二指腸乳頭部癌・胆嚢癌・肝癌・胃癌のリンパ節転移などがあります。

 

採血での肝機能検査と併用し、エコー検査での肝内胆管拡張の有無は閉塞性黄疸を知るうえで簡単で確実な検査になります。常にルーチン検査でも肝管の拡張の有無を確認しましょう。

そして、拡張が確認できたら閉塞部位や原因診断を頑張ります。ガスが多い場所なので見えないことも多々ありますが『見よう!』としないと見えない場所になるので頑張って集中です(*・ᴗ・*)و

 

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総胆管結石

 

 

 

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