らぴゅたった

解像度が低いエコー機械でも…

肝内胆管癌。胆管癌のエコー像。

エコー検査で、肝内の胆管癌を指摘するの難しい💦

初心者の頃は肝臓の描出で何か違和感があるけど。。。って感じで計測とかはできなかったです。静止画で胆管の途切れが。。と言われても何かピンとこない感じでしたw

腫瘍の場所にもよりますが、分かりにくい時は想像力豊かに画像を生み出すセコ技💦

エコーで想像力って大切と思いますけど、たまに想像しすぎて""無い""ものを""有る""としないように注意です笑

肝内にある胆管癌は肝臓と同エコーレベルの事が多く、腫瘍の範囲も何となく…って感じの印象です。違和感を感じたら怪しむことが大切と思います。

 

 


肝内胆管癌

 

 

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肝門部胆管癌

 

この方は腎臓にも症例がありました

 


腎細胞がん

 

 

別の方の肝臓の画像です。左葉の末梢側で肝管が途切れます


肝内胆管癌 抹消側

 

胆管癌

胆管の上皮から発生する悪性腫瘍で、発生した部位により 

肝内胆管癌

肝門部胆管癌

遠位側胆管癌

胆嚢癌

十二指腸乳頭部癌

広範囲胆管癌

に分類されます。

男性に多く、高齢者に多いそうです

 

症状は

黄疸
白色便
かゆみ
体重減少
発熱
食欲不振
倦怠感
 
などなど。
 
印刷工場などで塩素系の有機溶剤を扱ってきた人に胆管がんが多く発生していることが問題になっていました。
 
胆管は胆汁の流れ道。
胆汁は消化酵素を多く含む膵液とともに十二指腸に注がれ、食物の消化吸収を促す役割・老廃物を体外に運び出す役割があります。
新陳代謝で不要になったものは、肝臓で処理され胆汁の中に排出され、腸を経由して便として体外へ排出されます。
胆汁には赤血球のヘモグロビンが代謝されてできるビリルビンという黄色の色素成分が含まれているので便が黄色いのはこのビリルビンが関係しています。症状で白色便が出るのはこの関係です。って…便ってもともと白いんだって思うとwww
 
 
 
 
 
胆道癌の手術は一般に難しいと言われていて。その理由として解剖が複雑。肝・膵臓といった血流豊富な臓器を共に切除する必要がある。病変の発生部位によって術式が変わってくる。などがあるそうです
 
【肝門部領域胆管癌では近傍の門脈、動脈に容易に浸潤を来します。肝臓全体の60%以上を切除するような場合は術後の肝不全が心配になりますので術前に切除側の門脈血流を止める処置(門脈塞栓術)が行われる場合もあります。いずれの術式も周囲のリンパ節とともに癌の進展部位を全て切除する根治術が長期生存を得るには必須の治療法。術後の合併症として、肝門部領域胆管癌では、肝葉切除、肝外胆管切除後の肝不全、胆管と空腸の縫合不全(胆汁が漏れ出す)があげられ、遠位胆管癌では膵頭十二指腸切除後の膵液瘻(膵液が漏れ出す)があげられます。胆汁や膵液が漏れ出すと膿瘍を形成し高熱の原因となります。この膿瘍が血管(主に動脈)に接していると徐々に血管壁が弱くなり仮性動脈瘤を形成することがあり、これが大量出血の原因となり緊急処置が必要な場合があります】 

 

というような事を聞きました。糖尿病などの基礎疾患がある方の手術などはリスクが大きいですね💦