1月があっという間に終わりそうです💦ってか終わっちゃいましたw
こんにちは(*´∀`*)
今月2記事しか書いてなく…笑
今回は肝臓の検査後、「肝臓に腫瘤があるのはわかるんですが。。脈管がよくわからないというか。。。」と言って撮影した動画を見せてくれたものになります。
小腸で吸収した栄養を肝臓へ運ぶ静脈を門脈といいますが、今回はこの門脈に栓が見られます。
門脈に塞栓が見られるのは
特発性血栓
続発性血栓
腫瘍栓
などですが、⇧の動画では肝内に転移性腫瘤が見られ、門脈腫瘍塞栓になります。
続発性血栓は肝硬変や日本住血吸虫症。医原性。血液疾患。消化管炎症性病変。外傷
膵炎。脱水。敗血症などがあります。
新生児であれば臍帯断端(へそ)の感染
虫垂炎では感染が門脈に広がり血栓形成を促すことがあるそうです。
腫瘍栓では、肝細胞癌が圧倒的に多く、他、胃癌。胆管癌。膵癌など。
門脈浸潤による血管内腫瘍発育になります。
肝硬変がある成人の約25%に門脈血栓が見られるそうですが、肝臓に重度の瘢痕化が起きて血流が遅くなることが原因との事です。
門脈に狭窄や閉塞が起きると、門脈の血圧が上昇します➡門脈圧亢進症。
脾静脈のうっ滞をきたす事で脾腫を起こしたり(脾静脈➝上腸間膜静脈と合流➝門脈へ)
側副血行路による食道静脈瘤や胃静脈瘤が生じることがあります。