第7波、すごかったですね(>_<。)💦久しぶりに仕事の夢でうなされました( ˙-˙ )
約3か月ぶりの更新になります(*ノД`*)タハッ
今回は乳腺です。乳汁が分泌されるときは、どのようなときなのでしょうか。
産褥期には生理的な変化として乳汁分泌があります。
対して、産褥期以外に乳汁分泌が見られる場合を乳汁漏出症とよび、原因として
などがあります。
プロラクチンの分泌亢進がおこり、プロラクチンが排卵に必要なホルモンの作用を阻害すると、乳汁分泌や、排卵障害などの月経異常の合併がみられます。
プロラクチンの分泌は視床下部から分泌されるドーパミンにより抑制を受けています。この抑制が、何らかの要因で解除されると下垂体からのプロラクチン分泌が増加し、乳汁分泌や月経異常をきたすようになります。ドーパミンの分泌を抑制する原因として
薬剤によるもの(向精神薬、抗潰瘍薬)
視床下部の器質的な異常(腫瘍、脳外科的手術)
下垂体異常(プロラクチン産生腫瘍)
などが考えられます。
分泌物は透明・黄色・白濁・赤色・茶色などさまざまですが、特に血性分泌である血が混じったような乳汁は乳腺の良性腫瘍や、乳腺炎、乳房の細菌感染、膿瘍、乳がんが原因のことがあるので注意です。
今回は乳汁分泌が認められた乳頭直下の腫瘤像になります。
病理結果では、管状形成型(腺管形成型) tubule-forming type でした。
旧表記のpapillotubular ca(乳頭腺管癌)になります。
10月はピンクリボン月間です。検査を受けることはとても勇気がいることですが、今月は様々な地域で乳がんの早期発見に取り組む活動が行われています。
乳がん検査を受けたことが無い方も、ぜひこの機会に検査の予約をされてみてはいかがでしょうか。
乳頭分泌物があって心配な方は早めに検査をされる事をお勧めします(•ᵕᴗᵕ•)