「ぎんなん食って心不全」
参加したオンラインの心エコーの勉強会で衝撃を受けた言葉ですｗ
勿論メインの心エコー講座も聞いてましたが。。。笑
私が子供の頃…父の仕事の関係で 毎年ぎんなん農家の方から 乾燥した銀杏の実をザルいっぱいに頂いていました。それを少し丈夫な茶封筒に入れて電子レンジでチンして食べることにハマってました。
銀杏の効能といえば、咳や痰を抑える。。滋養強壮。。などなど
古くから薬や食材として利用され栄養化の高いイメージです。
🍀ぎんなんの栄養素🍀
・ビタミンＣ
・カリウム
・鉄
・β-カロテン
などなど、体に良いものが含まれています。
でも食べ過ぎると中毒症状が出るので注意するようにとのお話.......Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ
調べたら…
過去に
・小児 ７個
・大人 ４０個
が中毒発生の最小個数だそうで💦
ぎんなんの実には、４´-Ｏ-メチルピリドキシン（ギンコトキシン）と呼ばれる神経毒が含まれているそうです。構造がビタミンＢ６に似ていて、ピリドキサールキナーゼの活性を減少させることにより、ビタミンＢ６の活性化を阻害するそうです。
ビタミンＢ６は主にアミノ酸代謝やブドウ糖産生、脂質代謝に関わる酵素と言われていますが、とくに抑制性神経伝達物質であるガンマアミノ酪酸（ＧＡＢＡ）を産生する時に重要な物質です。
ＧＡＢＡって最近チョコレート買う時に見かけるような…( ˙꒳˙ )ｳﾑ
ＧＡＢＡは脳神経の興奮を抑制させる物質なので、この生合成を阻害されると神経伝達物質の興奮と抑制の間に不均衡が発生してしまいます。
。。。。。。。。( ˙-˙ )
ぎんなんの食べ過ぎはこのような反応から、脳の異常興奮を招き、吐き気、嘔吐、痙攣、てんかん発作、意識消失などの中毒症状を起こすとの事。。。"死に至る場合もあり得る。" なんて書かれていたので衝撃ｗｗｗ
無事でよかった私。。。笑
