風邪をひいて治りかけの頃や体調不良の時に最近、鼻の中にチクチクするおできの様なものができるようになりました(´;ω;`)ウゥゥ
顔の表情を変えると、引っ張られて痛いし、気になって触ってしまって激痛が(;´Д`)
鼻が詰まった感じがするので取りたくなるし、膿みたいなのが取れるし、取ると痛いしまたひどくなるし…( ノД`)シクシク…
鼻にヘルペス??
毎年多くの患者さんが鼻にヘルペスができたと訴えて皮膚科を受診しているらしいです。
鼻のヘルペスも、もちろんヘルペスの一種です。その症状は、唇にできる口唇ヘルペスと基本的に同じ。患部が赤く腫れたり、痛みを感じたり、小さな水疱ができたりします。また、鼻にできたヘルペスによる痛みは、激痛というよりは、会話や食事をする度にピリピリ、ジリジリと痛むという方が多いようです。
これだ!!笑
飲み薬は病院で処方してもらわないとなので仕事休まないと(T-T)ウェェーン
薬局で塗り薬買おうかな…
口唇ヘルペス
口唇ヘルペスはくちびるやその周囲に小さな水ぶくれができます。単純ヘルペスウイルスというウイルスに感染することで起こる病気です。直接的な接触のほかにウイルスがついたタオルや食器などを介しても感染しますので、家族間での感染が多いです。このウイルスは一度感染して免疫をもっていても、再感染や再発を繰り返すことが特徴で、大人に見られる口唇ヘルペスのほとんどは再発で、年に1~2回程度再発する場合が多いようです。
単純ヘルペスウイルスには1型と2型の2つのタイプがあります。1型はくちびる、顔面などの上半身に、2型は性器を中心とする下半身に主に発症します。以前は子どものうちにほとんどの人が家族から口唇ヘルペスに感染しておりましたが、衛生状態の改善や核家族化などの影響で、現在は20代~30代では約半数の人しか抗体を持っていないとされています。年齢が高くなるにつれて抗体をもっている人が増えますが、以前に比べ、抗体を持っている人は減っております。子どものうちに単純ヘルペスウイルスにはじめて感染すると(これを初感染と言います)症状がほとんどないか、あっても軽いのに対し、大人になってから、初めて感染すると症状が重症化することがあります。なお、1型に対する抗体をもっていると2型にも感染しにくく、発症しても軽症で済む場合が多いです。
初感染の後、ヘルペスの症状がおさまっても、ウイルスはいなくなったわけではありません。ウイルスは腰のあたりの神経に侵入し、潜んでいます。その後、何らかのきっかけがあると再活性化し、神経を伝って皮膚や粘膜に出てきて病変をつくります。これは再発で他人からうつったものではありません。現在使える薬では潜伏しているヘルペスウイルスを退治することはできません。再発でヘルペスの症状が現れやすいのは、疲労や風邪、紫外線、胃腸障害、ストレスなどの免疫力の低下などの場合です。女性では月経前に再発することも多いようです。
症状が出ている時期は水ぶくれの中にウイルスがたくさん存在しています。以前に単純ヘルペスにかかったことがなくてこのウイルスに免疫がない人や、免疫があっても抵抗力が落ちている人は、接触により単純ヘルペスに感染する可能性が高くなります。感染した場合、接触した日から3~7日程度で発症することが多いようです。また自分が患部に触れて、他の部位をさわることで、さわった部位に感染することもあります。
ウイルスを持っていても症状が出ていない場合、たいていウイルスは神経節にひそんでいるのですが、唾液や精液などにウイルスが含まれていることがあります。この場合、キスやセックスでパートナーに口唇ヘルペス、性器ヘルペスを発症させることがあります。
前駆症状
水ぶくれが現れるのに先立ち、皮膚にピリピリ、チクチク、ムズムズなどの違和感、かゆみ、ほてり、痛みなどを感じることがあります。再発を繰り返している人は自分でわかることが多いようです。
皮膚症状
前駆症状の後、口唇や口の周りなどの一部が赤くなり、その上に小さな水ぶくれができます。患部には軽いかゆみやほてり、痛みなどを感じます。水ぶくれがやがてかさぶたとなって、10日~3週間くらいでおさまってしまいます。また、同じヘルペスウイルスが原因で、口内炎の症状が出る場合もあります。初感染か再発か、体調のよしあしなどの要因で症状の程度は異なります。
初感染の場合
広範囲に5mm位までの水疱が多発します。発熱したり、あごや耳の周囲のリンパ腺が腫れたりすることも多いです。
再発の場合
一般には口唇や口のまわりの一部分に限局し、軽症のことが多いです。
アトピー性皮膚炎の方の場合
皮膚のバリア機能が低下しているので、皮膚から感染して、掻くことで広げてしまい症状がひどくなることが多いので特に注意が必要です。初感染と同様、発熱したり、リンパ腺が腫れたりすることもあります。
抗ヘルペスウイルス外用薬や内服抗ヘルペスウイルス薬で治療します。抗ヘルペスウイルス薬は症状が出たら、できるだけ早い時期に治療を始めるのが望ましいとされます。通常は5日間内服すれば十分で完全に治るまで服用する必要はありません。
しかしながら重症の場合や内服薬が効かない場合には内服薬の変更や点滴注射、入院治療が必要になることがあります。
口唇ヘルペスは精神的・肉体的ストレスにより体力や抵抗力が落ちているときに再発することが多いです。そのため、バランスのよい食事をとり、十分に休息することが大切です。日頃から体だけでなく精神的にも健康な生活を心がけてください。
疲れている時や体調がすぐれない時は、強い紫外線を浴びる屋外での活動やレジャーは控えましょう。海水浴や野外活動での紫外線の曝露は、全身の免疫力を低下させて、再発の原因となり得ます。
【症状が出ているとき】
人との接触について
症状が出ている時期はウイルスの量が多く、感染力も強いので特に人との接触には注意が必要です。ウイルスがついたタオルや食器からも感染しますので、これらの共用は避けてください。食器は洗剤で洗いましょう。タオルはほかの洗濯物と一緒に洗って構いません。相手が免疫力をもっていれば、発症しないか、発症しても軽症なことが多いですが、次のようなケースでは重症化しやすいので、注意してください。
・新生児
母親が免疫力を持っていなければ、重症化する可能性がありますので、注意してください。
・抗体を持っていないパートナー
キスやセックスで相手に口唇ヘルペスや性器ヘルペスを発症させる危険性があります。初感染の性器ヘルペスは重症化することが大変多いので気をつけましょう。
・アトピー性皮膚炎の人
皮膚のバリア機能が低下しているので、皮膚から感染し、重症化しやすいです。
・病気などで免疫力が低下している人
白血病、ガン、移植手術後などの患者さん
性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが原因で、性器やお尻の周辺に水ぶくれができる病気です。性的な接触によってウイルスが感染する性行為感染症の一つです。性器ヘルペスは男性よりも女性に多く、全体では女性が男性の約2倍とされています。症状があっても性器ヘルペスと気づいていない人が多いようです。
単純ヘルペスウイルス2型にかかったときは1型よりも再発の頻度が高いとされます。再発の頻度は1ヶ月に何回も再発する人もいますが、年に1回くらいの人もいます。
上口唇は鼻に接しているので口唇ヘルペスも鼻に出るのです。
鼻と言っても皮膚の表面ですから皮膚科の受診で問題ありません。
実は、ヘルペスは鼻にも症状があらわれることがあります。水疱ができたり患部が腫れたりするのはもちろん、会話や食事をする際も鼻の下あたりに痛みを感じるようになります。患部に触らないように注意して、ほかの部分にウイルスを感染させないことが大切です。